Sultanahmet

【2/2】
スルタンアフメットジャーミー(ブルーモスク)/地下宮殿/ヒッポドローム 他

スルタンアフメット・ジャーミー、通称『ブルーモスク』
ラマザン初日の夜、隣接の広場には大勢の人が集まっていました。


☆スルタンアフメット・ジャーミー(ブルーモスク)


 ジャーミーへの入場は無料ですが、入り口で寄付を受け付けているので1YTL払いました。領収証のような半券をくれるので記念にもなります。

 礼拝の時間は観光客は入場できないのでみんな外でひたすら待ちます。

 ここに限らずですが、女性はジャーミーに入場するときにスカーフを頭に巻いて髪を隠さなければいけないので、常にスカーフは持ち歩くようにしていると重宝します。(ブルーモスクでは入り口でスカーフの貸し出しもしているので持参していなくても大丈夫です)
 また、観光客に対してそれほど過敏にはなっていないようでしたが、肩や太腿などが露出するような服装での入場は基本NGです。



      (写真をクリックすると少しだけ大きくなります)
昼のブルーモスク
隣接する広場から。
この角度で撮影すると昼はモロに逆光なんだな…
天井ドーム
デザイン渋い!
因みにドームの直径は27.5m、高さは43mもあります

礼拝場
縦にも横にも奥にもとにかく広い。
礼拝場
ステンドグラスの窓から入る光とランプの明かりで幻想的な雰囲気が醸し出されています



 ラマザン期間中の夜、ジャーミー横の道路には屋台がずらり。
日本のお正月やお祭りの時のような雰囲気です。 








 ムスリムの人たちはラマザン期間中は日中の飲食が出来ないので、夕方家族や友人達と公園などに集まり、日が沈んでからその日の食事を楽しむそうです。
 夜なのに公園はとても賑やかでした。


 深夜になり人が引くと、清掃車(?)が街中を一気に掃除するようで、翌朝には道路も公園もキレイになっています。
 夜中、ホテルの外があまりにもうるさくて目が覚め、道路工事でも始まったのかと思って窓から外を見たらお掃除中でした。





☆地下宮殿

 『地下宮殿』なんていうちょっと妖しげな通称が付いているけれど、実は貯水池でした〜…というのが売り(?)。
 でもここも歴とした世界遺産の一部。
 造られたのは4〜6世紀頃らしい…ということは今から1500年以上も前!
 周辺地域の水瓶になっていただけでなく、後にはトプカプ宮殿にも水を供給していたということだから、歴史的にも技術的にも充分スゴイんだろう。
 ライトアップされたゴージャスな柱が連なって、宮殿の回廊のように金色に輝いています。
 逆さまになったものと横になったものの2つのメドゥーサの首が柱を支える礎石として使われていて、ここの観光の目玉になっています。
 このメドゥーサの首は1984年に大改修を行い、底に堆積していた泥を取り除いた際に初めて発見されたんだそうです。

      (写真をクリックすると少しだけ大きくなります)
連なる豪華な円柱
どこかの宮殿の回廊のようだけど実は地下にある貯水池でピカピカの廊下に見えるのは水面
目玉模様の柱
メドゥーサの涙とか制作者の苦悩を表現しているとか…説はいろいろ
メドゥーサの首(逆さま)
このライトアップのしかたが…わざとなんだろうけど、コワイよー

メドゥーサの首(横向き)
ライトアップの光の色が数秒間隔で変わります。これはわりとおとなしめの時


 団体さんと入場がかち合ってしまって少し混雑していたので、併設のカフェで時間調整。

 ここの内部は全体が薄暗いというか、ムーディというか…とても眠くなる明るさです。










☆ヒッポドローム

 ローマの大競技場跡で、ビザンチン帝国時代に戦車競技が行われていたほか、政治集会の場になったり反逆者の処刑場になったりした歴史を持つ場所。
 現在は祝祭日に催し物などが行われる広場になっていて、3本のオベリスクが建っています。
 スルタンアフメット・ジャーミー(ブルーモスク)とは道を挟んでお向かいさん。
      (写真をクリックすると少しだけ大きくなります)
テオドシウス1世のオベリスク
ローマ皇帝がエジプトのカルナック神殿から持ってきちゃったそうです
蛇の柱
紀元前5世紀に造られた青銅製。コンスタンティヌス1世がギリシアのアポロン神殿から持ってきたとか…
コンスタンティヌス7世のオベリスク
これはここで石を積み上げて造ったようです
ブルーモスクの正面入口
入り口は質素。
ヒッポドロームに面しています






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